四柱推命で引越しのタイミングを知り開運！引越しを避けるべき時期も紹介

引越しするときには、方角を気にする方は多いですが、実は引越しのタイミングも大切です。

引越しを計画する際、四柱推命を用いて最適なタイミングを見極めることが、開運への第一歩となります。

本記事では、四柱推命に基づく引越しの適切な時期と、避けるべき「空亡」について詳しく解説します。

開運につながる引越し時期は四柱推命が参考に！

これから引越しを検討されている方は、運気のよい時期を参考にするのがおすすめです。

特に四柱推命は、運気のよい時期、よくない時期を把握するために活用できる占いで、引越しのタイミングを決める際に役立ちます。

占い師の方の中には、「引越しのタイミングが方角よりも重要」と考える人もいて、多くのメディアにも出演する人気占い師のゲッターズ飯田さんもタイミングが大事と語っています。

できるだけよい運気のタイミングで引越しをして、開運につなげたいという方は時期も意識してみてください。

ただし四柱推命は占いの中でも特に難しいと言われているため、インターネットでご自身の四柱推命を調べたり、鑑定してもらうなどがおすすめです。

そもそも四柱推命とはどんな占い？

四柱推命は、中国で古代から続く伝統的な占術で、人の生年月日や生まれた時刻をもとに、その人の運命や性格、人生の傾向を詳細に占うのが特徴です。

「命式」と呼ばれる図を作成し、それを用いて個々の人格や本質、さらには過去、現在、未来の出来事や運気の流れを読み解きます。

四柱推命を通じて、個人の内面や運命の傾向が明らかになるため、人生の大切な決断や選択の際に参考にされることが多いです。特に新しいスタートを切る時期、例えば引越しや転職などのタイミングを選ぶ際に役立ちます。

五行思想に基づく

四柱推命は古代中国の五行思想が取り入れられています。五行思想とは、自然界および人間の生命活動が「木、火、土、金、水」の五つの基本元素から構成されているという考え方に基づいています。これらの元素は相互に影響し合いながら、バランスを保ちつつ循環しています。

五行の関係性には主に三つの相互作用があります。

相生（そうしょう）

一つの元素が次の元素を生み出す関係で、元素間の強化サイクルを示す

例：「水」は「木」を育てる

相剋（そうこく）

一つの元素が別の元素を制御または破壊する関係で、自然界のバランスを保つための調整メカニズムを示す。

例：「水」が「火」を消す

比和（ひわ）

同種の元素同士の協力関係で、相互に協力し合い、より強固な力を形成することを示す。

例：「木」と「木」

四柱推命においては、これらの元素がどのように配されているかが重要です。各元素は天干地支と結びつき、個人の内面や運命の流れに影響を与える要素として機能します。

生まれた年・月・日・時で命式が決まる

四柱推命の基本となるのが命式です。命式とは、生年月日と出生時刻に基づいて構成され、これを「四柱」として表します。

具体的には、「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の四つの柱から成り立ちます。

それぞれどのような意味を持つか以下で解説していきます。

年柱

年柱は、生まれた年に基づいて決まり、その人のルーツや生涯を通じての運気、人生の傾向を示します。

年柱が示す年代は0歳から20歳くらいまでの親の庇護の下で育つ時期を意味し、親から与えられた環境、初年運を表します。

月柱

月柱は、生まれた月に基づいて決まり、社会運や成功運、自分の生まれ持った才能や特性、自ら切り拓いていく分野を示すものです。

月柱が示す年代は、20歳から40歳くらいの青年運を表します。

日柱

日柱は、生まれた日に基づいて決まり、その人の本質や核となる性格を表します。また、自己のアイデンティティや健康状態、個人の性格の基本的な部分を示すものです。

日柱が示す年代は40歳から60歳くらいの中年運を表します。

時柱

時柱は、生まれた時刻に基づいて決まり、主に人生における成果や財産、晩年の生活、健康状態、子どもの運についても示します。

時柱が示す年代は60歳以降の晩年運を表します。

「天干」と「地支」について

四柱はさらに「天干」と「地支」に分けられます。

天干は10種類あり、地支は12種類あり、天干と地支をそれぞれを組み合わせます。

天干

天干は五行の要素をさらに陰と陽に分ける考え方で、10種類に分けられるため、「十干」とも呼ばれます。

• 甲（きのえ）
• 乙（きのと）
• 丙（ひのえ）
• 丁（ひのと）
• 戊（つちのえ）
• 己（つちのと）
• 庚（かのえ）
• 辛（かのと）
• 壬（みずのえ）
• 癸（みずのと）

天干は、その人の性格や考え方、気質といった部分を表すと言われています。

地支

地支は12種類あるため「十二支」と呼ばれます。

十二支は日本でも馴染みがある「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のことです。

地支は、その人の人間関係や相性を表します。

また、地支は実生活を表すともされ、現実世界をみることができると言われています。

10年周期で巡る「大運」が開運につながる引越し時期を知るヒントに

引っ越しに最適なタイミングを知るには、四柱推命の「大運」がヒントになります。

大運とは、10年単位の運勢を表すものです。大まかな人生のターニングポイントを把握できるため、その時期にやるべきことや避けるべきことを準備できるようになります。

中でも、新しいことを始めるのによい「比肩」の時期は引越しに最適と言えます。

10年単位といっても、0歳から10歳、11歳から20歳など規則的になっているわけではなく、何歳からの10年間になるかは、人によって異なります。インターネットで「四柱推命　大運　調べ方」で検索するとご自身の命式や大運を簡単に調べることができるのでおすすめです。

空亡の引越しは避けた方がいい

空亡とは12年の間に訪れる2年間の凶運期と言われています。算命学で言うところの「天中殺」とほぼ同じ意味です。この期間は何事も上手くいかなかったり、努力しても状況が改善しなかったりと、困難や苦労が伴うと言われています。

空亡の時期に引越ししてトラブルが続いてしまったということもあるため、空亡での引越しは避けるようにしましょう。

環境を変えたいと感じることもあるでしょうが、空亡の期間は「エネルギーを蓄える充電期間」と捉え、環境を変えずに耐え忍ぶことが、将来的に大きな幸運につながると捉えることが大切です。

四柱推命で引越しのタイミングを知り開運！引越しを避けるべき時期も紹介まとめ

今回は、開運につながる引越し時期を知るためのヒントとして、四柱推命を紹介しました。

四柱推命は、運気のよい時期、よくない時期を把握するために役立ちます。

開運のために引越しを考えている方は、四柱推命を参考にしながら、引越しのタイミングを意識してみてください。